埼玉県内で初の「燃料電池バス」が運行開始

西武バスと東武バスが12月から

 西武バスは12月1日から所沢営業所で、所沢駅東口から志木駅南口と東所沢駅の2系統で一般乗合バスの燃料電池バス1台の運行を開始する。東武バスウエストは、12月3日より新座営業事務所で鶴瀬駅東口~ららぽーと富士見系統で、トヨタ自動車製の燃料電池バス「SORA」1台の運行を開始する。

 埼玉県内の路線で燃料電池バスが商用運行を行うのは初めてという。燃料電池バスは一般的な乗り合いバスと異なり、軽油ではなく水素を燃料とし、水素と大気中の酸素の化学反応によって発生するエネルギーを元に、エンジンモーターを駆動させ、動力とする。走行時には二酸化炭素などの環境負荷物質を排出しない。

西武バスの燃料電池バス車両(イメージ)
西武バスの燃料電池バス車両(イメージ)
東武バスウエストの燃料電池バス「SORA」内装
東武バスウエストの燃料電池バス「SORA」内装

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